Kao
Faces Hiragana Lyrics
Kao
Faces ひらがな リリクス
ひめ: おそらく あなた の よこがお が すき な だけ。
との: どうかん だ、 あなた の よこがお は よい。
ひめ: わたし なら もう すこし まし な こと を いう。
との: どんな? まったく おもいつかない。
“・ ・ ・ を さがして みて。 ”
ひめ: おのれ を しらない あなた に わたし の こと は みえない。
との: あなた は いかが? ごらん なさい。
” わたし の ほんとう の かお を さがして みて。 ”
- - - こんな わたし-たち は よく しらべ も せず つよく ふれあう。 さらに きりふだ と して いち しょうがい おう よう な きず を
つけあう。 もんだい は ない。 それ こそ が まさに お たがい ほっして いる こと だ から。 - - -
ひめ: わたし の ほう が ほんにん より も あなた を わかって いる。
との: それ は ありえない。 だい いち わたし は あなた を まったく わからない。
” あなた の ほんとう の かお を みせて みて。 ”
- - - あいて の おくふかく まで たんち き を しこもう と する ちょうど いま の よう な とき、 いりぐち は とざされかくされる。
こんな ふう に。 あなた が でかけたい とき わたし は いえ に いたがり、 もはや あべこべ だ。 - - -
” すてき! ”
ひめ: わたし の よこがお なら わたし より あなた の ほう が しって いる。 それ は そう だ。 ぎゃく も いえる。
との: あなた より は わたし の ほう が あなた の よこがお を みて いる。 たしか に。 ぎゃく も いえる。
Kao
Faces Romaji Lyrics
hime: osoraku anata no yokogao ga suki na dake.
tono: dōkan da, anata no yokogao wa yoi.
hime: watashi nara mō sukoshi mashi na koto o iu.
tono: donna? mattaku omoitsukanai.
. . . o sagashite mite. ”
hime: onore o shiranai anata ni watashi no koto wa mienai.
tono: anata wa ikaga? goran nasai.
watashi no hontō no kao o sagashite mite. ”
- - - konna watashi-tachi wa yoku shirabe mo sezu tsuyoku fureau. sarani kirifuda to shite ichi shōgai ou yō na kizu o
tsukeau. mondai wa nai. sore koso ga masani o tagai hosshite iru koto da kara. - - -
hime: watashi no hō ga honnin yori mo anata o wakatte iru.
tono: sore wa arienai. dai ichi watashi wa anata o mattaku wakaranai.
anata no hontō no kao o misete mite. ”
- - - aite no okufukaku made tanchi ki o shikomō to suru chōdo ima no yō na toki, iriguchi wa tozasarekakusareru.
konna fū ni. anata ga dekaketai toki watashi wa ie ni itagari, mohaya abekobe da. - - -
” suteki! ”
hime: watashi no yokogao nara watashi yori anata no hō ga shitte iru. sore wa sō da. gyaku mo ieru.
tono: anata yori wa watashi no hō ga anata no yokogao o mite iru. tashika ni. gyaku mo ieru.
Kao
Faces 漢字 リリクス
姫:恐らくあなたの横顔が好きなだけ。
殿:同感だ、あなたの横顔は善い。
姫:わたしならもう少しましなことを云う。
殿:どんな?全く思い付かない。
“・・・を探してみて。”
姫:己を知らないあなたにわたしのことは見えない。
殿:あなたは如何?ご覧なさい。
“わたしの本当の顔を探してみて。”
---こんなわたし達はよく調べもせず強く触れあう。さらに切り札として一生涯負うような傷を
つけ合う。問題はない。それこそが正にお互い欲していることだから。---
姫:わたしの方が本人よりもあなたを解っている。
殿:それは有り得ない。第一わたしはあなたを全く解らない。
“あなたの本当の顔を見せてみて。”
---相手の奥深く迄探知機を仕込もうとする丁度今の様な時、入り口は閉ざされ隠される。
こんな風に。あなたが出掛けたい時わたしは家に居たがり、最早あべこべだ。---
”素敵!”
姫:わたしの横顔ならわたしよりあなたの方が知っている。それはそうだ。逆も云える。
殿:あなたよりはわたしの方があなたの横顔を見ている。確かに。逆も云える。
---しかし向き合うことは決してない。わたしがあなたの顔を見るわけがない。相手のこと
を真っ向から見はしない。あなたはわたしの顔を知り得ないのだ。---