Porutaagaisuto Poltergeist

Porutaagaisuto
Poltergeist Hiragana Lyrics


Porutaagaisuto
Poltergeist ひらがな リリクス

もつ と さわやま( たくさん) あい に ゐらして ください… さう くち-そう つた-くん。
ぼく は あい ほしく おもひ、 たいそう どうじた の で、
まえがみ の なす ぞうけい に しんけい を うばはれて、
かぎ( キイ) も もたず いえ を でた の です。
かく して、 うるわしき きみ の もと へ ちょう へて いくおもひ、 そもそも へ まし た。
「 きょう は でんしゃ で! 」 いち ど のりかえ へた ころ、 たか まつて いくときめき に
まけ さう に なつて ゐる こと に きづきはじめました。
しんじつ は さいしょ で さいご な の です… さう くち-そう つた-くん。
ぼく は おもひだし つつ、 そうめい な いき かた を
ちょっと( ちょっと) まねたい と かんじ さっそう と あるいて は、
キツ と きびしい ひょう じょう( かほ) を した の です。
きみ を わらい は す ため に、 ほほえむで ゐ やう と おもひ、 きたへました。
「 とびら( ドーア) の まえ にて! 」 もし も、
この へや も なく、 れん なつて ゐる かがやき が
まやかし で あらう とも ぼく に おそれ など は ない です。
きみ は ひとあし さき に ほほえむで、 げんし を とも( あた) へ まし た。
「 こんな ぼく に! 」 じょ( や を) -ら、
みさかい も なく よく しくなる まぼろし は じゅく( いづ) れ おとろえて も
ぼく に は うつくしく みえます。 きみ だけ に ぜ を うた ひます。

Porutaagaisuto
Poltergeist Romaji Lyrics

motsu to Sawayama( takusan) ai ni irashīte kudasai… sō kuchi-sō tsuta-kun.
boku wa ai hoshiku omoi, taisō dōjita no de,
maegami no nasu zōkei ni shinkei o ubawarete,
kagi( kī) mo motazu ie o deta no desu.
kaku shite, uruwashiki kimi no moto e chō hete ikuomoi, somosomo e mashi ta.
‘ kyō wa densha de! ’ ichi do norikae heta koro, taka matsute ikutokimeki ni
make sō ni natte iru koto ni kizukihajimemashita.
shinjitsu wa saisho de saigo na no desu… sō kuchi-sō tsuta-kun.
boku wa omoidashi tsutsu, sōmei na iki kata o
chotto( chotto) manetai to kanji sassō to aruite wa,
kitsu to kibishī hyō jō( Kaho) o shita no desu.
kimi o warai wa su tame ni, hohoemude i yō to omoi, kitaemashita.
‘ tobira( Dōa) no mae nite! ’ moshi mo,
kono heya mo naku, ren natte iru kagayaki ga
mayakashi de arō tomo boku ni osore nado wa nai desu.
kimi wa hitoashi saki ni hohoemude, genshi o tomo( ata) e mashi ta.
‘ konna boku ni! ’ Jo( ya o) -ra,
misakai mo naku yoku shikunaru maboroshi wa juku( izu) re otoroete mo
boku ni wa utsukushiku miemasu. kimi dake ni ze o uta himasu.

Porutaagaisuto
Poltergeist 漢字 リリクス

もつと澤山(たくさん)逢いにゐらして下さい…さう口走つた君。
僕は愛ほしく思ひ、大層動じたので、
前髪の成す造形に神経を奪はれて、
鍵(キイ)も持たず家を出たのです。
斯くして、麗しき君の許へ超へていく想ひ、抑へました。
「今日は電車で!」壱度乗り換へた頃、高まつていく時めきに
負けさうになつてゐることに氣付き始めました。
真実は最初で最後なのです…さう口走つた君。
僕は思ひ出しつつ、聡明な生き方を
鳥渡(ちょっと)真似たいと感じ颯爽と歩いては、
キツと厳しい表情(かほ)をしたのです。
君を笑はす為に、微笑むでゐやうと思ひ、鍛へました。
「扉(ドーア)の前にて!」若しも、
此の部屋も無く、連なつてゐる輝きが
まやかしであらうとも僕に恐れなどはないです。
君はひと足先に微笑むで、幻視を與(あた)へました。
「こんな僕に!」徐(やを)ら、
見境も無く慾しくなるまぼろしは孰(いづ)れ衰へても
僕には美しく見えます。君だけに是を唄ひます。

Leave a Comment