KONOYUBITOMARE

KONOYUBITOMARE Hiragana Lyrics


KONOYUBITOMARE ひらがな リリクス

しのびこむ まち の ざつおん を かきわけ
ふみいれた まちなか の ちいさな こうえん の ベンチ
うざった そう に こちら を みて いた
せんきゃく の みけ ねこ に あいさつ して そこ に すわる

ふと みる と ひとりぼっち で あそぶ あおい シャツ の しょうねん を
あかい ぼうし の しょうねん-たち が とりかこみ
やがて あか に あお が まじり
さらに おおきく わらいごえ ひびく
おなじ そら、 おなじ くも に

ひるやすみ の チャイム が やみ
まち の ざつおん で は いまだ つづく
けおとしおとされる
イス とり ゲーム は
「 はい、 いち ぬけた」

せんきゃく の ねいき は つづく

ゆめ や きぼう、 ふあん や ぜつぼう の しゅるい は せんさ ばんべつ
で も みあげりゃ おなじ そら、 おなじ くも
あらそい で えた ゆうえつ かん に い ばしょ みつけてれ ば
いね-ちゅう よんで も わらえない

おいぬかれたら はくしゅ で みおくろう
きっと そいつ は ぼく より すこし
は を くいしばって きた ん だろう
いつ まで も したうち して ふへい ふまん を かさねて も
ふ こうへい は ひと-つ も ない

はやく「 この ゆび と まれ」

あか と あお が まじって いた ころ
むじゃき に して いたおいかけ っこ なら
うばいあい、 きずつけあう よう な
くだらない せかい は かわる ん だ

ねがい が かないます よう に

こうえん-とう の かたち の かげ が にし の そら に きえかけて ゆく
つきあげた ひとさし ゆび に しょうねん-たち の こえ が かさなった

あか と あお が まじって いた ころ
むじゃき に して いたおいかけ っこ なら
うばいあい、 きずつけあう よう な
くだらない せかい は かわる ん だ

ざつおん は この さえない うた、 シンガ ロング で も して かきけそう
もし ふみはずせない りゆう が ある の なら さき いそげ ば いい さ

この そら は かわらない よ

だ から「 KONOYUBITOMARE」

KONOYUBITOMARE Romaji Lyrics

shinobikomu machi no zatsuon o kakiwake
fumiireta machinaka no chīsana kōen no benchi
uzatta sō ni kochira o mite ita
senkyaku no mike neko ni aisatsu shite soko ni suwaru

futo miru to hitoribocchi de asobu aoi shatsu no shōnen o
akai bōshi no shōnen-tachi ga torikakomi
yagate aka ni ao ga majiri
sarani ōkiku waraigoe hibiku
onaji sora, onaji kumo ni

hiruyasumi no chaimu ga yami
machi no zatsuon de wa imada tsuzuku
keotoshiotosareru
isu tori geimu wa
‘ hai, ichi nuketa’

senkyaku no neiki wa tsuzuku

yume ya kibō, fuan ya zetsubō no shurui wa sensa banbetsu
de mo miagerya onaji sora, onaji kumo
arasoi de eta yūetsu kan ni i basho mitsuketere ba
ine-chū yonde mo waraenai

oinukaretara hakushu de miokurō
kitto soitsu wa boku yori sukoshi
ha o kuishibatte kita n darō
itsu made mo shitauchi shite fuhei fuman o kasanete mo
fu kōhei wa hito-tsu mo nai

hayaku‘ kono yubi to mare’

aka to ao ga majitte ita koro
mujaki ni shite itaoikake kko nara
ubaiai, kizutsukeau yō na
kudaranai sekai wa kawaru n da

negai ga kanaimasu yō ni

kōen-tō no katachi no kage ga nishi no sora ni kiekakete yuku
tsukiageta hitosashi yubi ni shōnen-tachi no koe ga kasanatta

aka to ao ga majitte ita koro
mujaki ni shite itaoikake kko nara
ubaiai, kizutsukeau yō na
kudaranai sekai wa kawaru n da

zatsuon wa kono saenai uta, shinga rongu de mo shite kakikesō
moshi fumihazusenai riyū ga aru no nara saki isoge ba ī sa

kono sora wa kawaranai yo

da kara‘ KONOYUBITOMARE’

KONOYUBITOMARE 漢字 リリクス

忍び込む街の雑音を掻き分け
踏み入れた街中の小さな公園のベンチ
うざったそうにこちらを見ていた
先客の三毛猫に挨拶してそこに座る

ふと見ると一人ぼっちで遊ぶ青いシャツの少年を
赤い帽子の少年達が取り囲み
やがて赤に青が混じり
さらに大きく笑い声響く
同じ空、同じ雲に

昼休みのチャイムが止み
街の雑音ではいまだ続く
蹴落とし落とされる
イス取りゲームは
「はい、一抜けた」

先客の寝息は続く

夢や希望、不安や絶望の種類は千差万別
でも見上げりゃ同じ空、同じ雲
争いで得た優越感に居場所見つけてれば
稲中読んでも笑えない

追い抜かれたら拍手で見送ろう
きっとそいつは僕より少し
歯を食いしばってきたんだろう
いつまでも舌打ちして不平不満を重ねても
不公平は一つもない

早く「この指とまれ」

赤と青が混じっていた頃
無邪気にしていた追いかけっこなら
奪い合い、傷つけ合うような
くだらない世界は変わるんだ

願いが叶いますように

公園灯の形の影が西の空に消えかけてゆく
突き上げた人差し指に少年達の声が重なった

赤と青が混じっていた頃
無邪気にしていた追いかけっこなら
奪い合い、傷つけ合うような
くだらない世界は変わるんだ

雑音はこの冴えない歌、シンガロングでもして掻き消そう
もし踏み外せない理由があるのなら先急げばいいさ

この空は変わらないよ

だから「KONOYUBITOMARE」

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