Jinsei Bimi Raisan

Jinsei Bimi Raisan Hiragana Lyrics


Jinsei Bimi Raisan ひらがな リリクス

じんせい びみ らいさん

そそげみたせよ   おうごん の さかずき
もれよあふれよ   よくぼう の さら
じゅんぎん の ナイフ の さき で にく が まう

くだけくわえよ   ほんのう の ほね
はけよくだせよ   ぼんのう の あく
じゅんせい の ち は くちびる を そめるだろう

まず に この め で あじわって
ぜっこん から のう へ と ぬける こうふく
なめまわし ずい まで すすり
これ こそ いきる こと の たんのう

さあ、 ばんさん を とも に しよう
あいすべき びしょく-か-たち( グルマン ディーズ)
びみ なる あくしょく の とりこ
このよ に しょくせぬ もの など ない
み も こころ も とろけて
ねむれる はな の なか
おぼれしぬ みつばち の よう に

かかげささげよ   にえ の び しょうねん
あがめたたえよ   きょかん の おう を
じんるい の つみ など ここ に あり は せぬ

まぜて こねろ よ   いち-てき の どく
すてよはいせよ   むきん の たく を
しんじつ は ふしゅう の そこ に かぎとらん

すい も あまい も まだ しらぬ
さんご-しょく に かくれた はだ の かがやき
うつくしい きみ を まえ に して
いま かつぼう する こと の かいらく

さあ、 ばんさん を とも に しよう
ゆうしゅう なる びしょく-がく( ガストロノミー)
せんてん-せい の まれ なる した で
ひつぜつ つくし がたき ちそう を
きょう も もとめて さまよう
さながら ち に うえた
あわれ なる はくしゃく の よう に

おいて も なお おとろえ なき
あさましく も いとおし き その しょくよく
ほおばりつくしたべつくして
これ こそ いきる こと の こうこつ

さあ、 ばんさん を とも に しよう
えらばれ し びしょく-か-たち( グルマン ディーズ)
びみ なる ほうしょく の とりこ
このよ に しょくせぬ も の なし
たべて のんで はいて だし
ないて わらい いきて しぬ
じゃくにく きょうしょく なれ の はて
それ が すべて それ で おわり さ

どう か この み が はてたら
おさめて くれた まえ
のこさず に いぶくろ の その なか へ

Jinsei Bimi Raisan Romaji Lyrics

jinsei bimi raisan

sosogemitaseyo ōgon no sakazuki
moreyoafureyo yokubō no sara
jungin no naifu no saki de niku ga mau

kudakekuwaeyo honnō no hone
hakeyokudaseyo bonnō no aku
junsei no chi wa kuchibiru o somerudarō

mazu ni kono me de ajiwatte
zekkon kara nō e to nukeru kōfuku
namemawashi zui made susuri
kore koso ikiru koto no tannō

sā, bansan o tomo ni shiyō
aisubeki bishoku-ka-tachi( guruman dīzu)
bimi naru akushoku no toriko
konoyo ni shokusenu mono nado nai
mi mo kokoro mo torokete
nemureru hana no naka
oboreshinu mitsubachi no yō ni

kakagesasageyo nie no bi shōnen
agametataeyo kyokan no ō o
jinrui no tsumi nado koko ni ari wa senu

mazete konero yo ichi-teki no doku
suteyohaiseyo mukin no taku o
shinjitsu wa fushū no soko ni kagitoran

sui mo amai mo mada shiranu
sango-shoku ni kakureta hada no kagayaki
utsukushī kimi o mae ni shite
ima katsubō suru koto no kairaku

sā, bansan o tomo ni shiyō
yūshū naru bishoku-gaku( gasutoronomī)
senten-sei no mare naru shita de
hitsuzetsu tsukushi gataki chisō o
kyō mo motomete samayou
sanagara chi ni ueta
aware naru hakushaku no yō ni

oite mo nao otoroe naki
asamashiku mo itōshi ki sono shokuyoku
hōbaritsukushitabetsukushite
kore koso ikiru koto no kōkotsu

sā, bansan o tomo ni shiyō
erabare shi bishoku-ka-tachi( guruman dīzu)
bimi naru hōshoku no toriko
konoyo ni shokusenu mo no nashi
tabete nonde haite dashi
naite warai ikite shinu
jakuniku kyōshoku nare no hate
sore ga subete sore de owari sa

dō ka kono mi ga hatetara
osamete kureta mae
nokosazu ni ibukuro no sono naka e

Jinsei Bimi Raisan 漢字 リリクス

人生美味礼賛

注げ満たせよ 黄金の杯
盛れよ溢れよ 欲望の皿
純銀のナイフの先で肉が舞う

砕け銜えよ 本能の骨
吐けよ下せよ 煩悩の灰汁
純正の血は唇を染めるだろう

まずにこの目で味わって
舌根から脳へと抜ける幸福
舐め回し髄まで啜り
これこそ生きることの堪能

さあ、晩餐を共にしよう
愛すべき美食家達(グルマンディーズ)
美味なる悪食の虜
この世に食せぬものなどない
身も心も蕩けて
眠れる花の中
溺れ死ぬ蜜蜂のように

掲げ捧げよ 贄の美少年
崇め讃えよ 巨漢の王を
人類の罪などここに在りはせぬ

混ぜて捏ねろよ 一滴の毒
捨てよ排せよ 無菌の卓を
真実は腐臭の底に嗅ぎとらん

酸いも甘いもまだ知らぬ
珊瑚色に隠れた肌の輝き
美しい君を前にして
いま渇望することの快楽

さあ、晩餐を共にしよう
優秀なる美食学(ガストロノミー)
先天性の稀なる舌で
筆舌尽くしがたき馳走を
今日も求めて彷徨う
さながら血に飢えた
哀れなる伯爵のように

老いてもなお衰えなき
浅ましくも愛おしきその食欲
頬張り尽くし食べ尽くして
これこそ生きることの恍惚

さあ、晩餐を共にしよう
選ばれし美食家達(グルマンディーズ)
美味なる飽食の虜
この世に食せぬものなし
食べて飲んで吐いて出し
泣いて笑い生きて死ぬ
弱肉強食なれの果て
それがすべてそれで終わりさ

どうかこの身が果てたら
収めてくれたまえ
残さずに胃袋のその中へ

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